米国 高配当ETF 第二弾
最近投資界隈で盛んに登場している米国 高配当ETFの記事にしてみたいと思います。
注意：これは買い推奨ではなく、こんな銘柄もあるとの紹介記事になります。
- ＄QYLD 名称：グローバルX NASDAQ100・カバードコール ETF
- ＄QYLG 名称：グローバルX NASDAQ100・カバードコール50 ETF
- ＄SSSS 名称：スロ・キャピタル （BDC銘柄）
の三種類。
上記三種類の特筆する特徴は、高い分配利回りに尽きると思います。
- ＄QYLD：11.27％ 配当頻度：月次 経費率：0.67％ （21年11月現在）
- ＄QYLG：5.08％ 配当頻度：月次 経費率：0.60％ （21年11月現在）
- ＄SSSS：56.36％ 配当頻度：基本年4回 （21年11月現在）
カバードコールとは…。
「有価証券の買い」と「コールオプションの売り」を同時に行うオプション取引の投資手法。
株などの有価証券の価格が変動しないと予想される時に行い、有価証券の価格上昇の収益が限定される分、
オプション・プレミアムを獲得しインカムゲインを増やすことが可能。
投資信託の中には、カバード・コールを運用上の戦略として組み入れているタイプも設定されており、
その投資対象は株式や不動産投資信託（ＲＥＩＴ）、通貨など幅広い。
また同タイプは、為替取引のプレミアム（為替取引国間の短期金利差相当）の上乗せを狙う通貨選択型と組み合わされる場合も多い。
出典先：https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ka/A02243.html
DBC銘柄とは…。
このBDCとはBusiness Development Companyの略称で、米国において1940年投資会社法（Investment Company Act of 1940）
を根拠法として設立された中堅企業や新興企業等の事業開発を金融面及び経営面からサポートする投資会社のことです。
BDCは、1980年に、中小及び新興企業への資金供給等を促す目的で誕生したもので、形態はクローズド・エンド型のファンドであり、
ニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所に上場しています。
DBCに対する規制
90％以上を投資家に配当として分配することで、内国歳入法上の規制投資会社として扱われ、法人所得税を免除されるため、
BDCへの投資家にとっては比較的高い配当収入が期待されます。また、投資家にとっては、証券取引所に上場しているため、
個人投資家でも新興企業に少額で投資が可能となります。
出典先：https://www.toushin.com/faq/target-faq/bdc/
リートと似たような所がありますね。
①QYLD 現在値：＄22.67 （21年11月22日現在）
運用会社：グローバルX
特徴：・ナスダック100指数の株式を購入し、対応する同一指数をコール・オプションを売却する。
・毎月分配
メリット：なんといっても高分配利回り
デメリット：・キャピタルゲインをあきらめる代わりにインカムゲインを目指した商品。
キャピタルを目指すのであればQQQですよね。
②QYLG 現在値：＄33.64 （21年11月22日現在）
運用会社：グローバルX
特徴：・ナスダック100指数の株式を購入し、対応する同一指数の50％をコール・オプションを売却する。
イメージとしてはQQQとQYLGを持っているような感じですかね。
・毎月分配
メリット：ある程度のインカムゲインとキャピタルゲインを目指した商品。
デメリット：キャピタルゲインも目指している為、インカムゲイン（配利回り）が抑えられている。
良いとこ取りのバランス型なのかな？
③SSSS 現在値：＄12.99 （21年11月22日現在）
社名：SuRo Capital Corp. 自社運営型の非分散クローズドエンド型投資運用会社
特徴：・自社運営型の非分散クローズドエンド型投資運用会社
・投資先は39社、構成比率は上位5社に約50％以上占めている。
セクターは教育テクノロジー、マーケットプレイス、金融テクノロジー、ソーシャル/モバイル、クラウド等
メリット：直近の配当利回りが高く、株価も上がっている。
デメリット：・DBC銘柄は不況に弱い傾向があり、ボラティリティが高い。
・直近3年は配当が出てるが、その前は無配の年もあり。
この銘柄が今後も伸びると信じれるのであればありですね。
まとめ
各銘柄特徴がありますが、コアで考えるのではなく、投資資金の一部（下落・無配時に心穏やかでいられる範囲）
で投資する銘柄と私は思います。
ですが配当が入るのは嬉しいですよね。不労所得…。良い響きですね（笑）
